日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本
臨時会の会期は、本日から8月6日までの8日間といたしたいと思います。
これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
久高友弘 議長
御異議なしと認めます。
よって、会期は、本日から8月6日までの8日間と決定いたしました。
なお、会期中の
会議予定につきましては、お手元に配付いたしました
会期日程表のとおりであります。
○
久高友弘 議長
次に、休会の日について、お諮りいたします。
8月4日は
委員会により、また7月31日、8月3日及び5日は
事務整理により本会議を休会といたしたいと思います。
これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
久高友弘 議長
御異議なしと認めます。
よって、さよう休会とすることに決しました。
○
久高友弘 議長
日程第3、
意見書案第14号、在
沖米軍の実効ある
新型コロナウイルス感染防止対策を求める
意見書及び、
決議案第5号、在
沖米軍の実効ある
新型コロナウイルス感染防止対策を求める決議を一括して議題といたします。
提出者の説明を求めます。
粟國彰議会運営委員会委員長。
◎
粟國彰 議会運営委員会委員長
おはようございます。
ただいま議題となりました、
意見書案第14号、「在
沖米軍の実効ある
新型コロナウイルス感染防止対策を求める
意見書」及び、
決議案第5号、「在
沖米軍の実効ある
新型コロナウイルス感染防止対策を求める決議」について、
議会運営委員会を開催し協議した結果、市民・県民の命と生活、観光と
経済活動等を守る立場から、
関係機関に強く要請する必要があるとの意見の一致をみましたので、ここに
意見書案及び
決議案を提出した次第であります。
なお、
提案理由といたしましては、
意見書の案文を読み上げて、これに代えさせていただきます。
在
沖米軍の実効ある
新型コロナウイルス感染防止対策を求める
意見書。
県民が一丸となって
新型コロナウイルス感染防止に取り組む中、在
沖米軍で
新型コロナウイルスの
感染者が急増している。
県の発表によると、7月29日までの在
沖米軍の
感染者数は、
普天間基地(
宜野湾市)108人、キャンプ・ハンセン(金武町、宜野座村、恩納村、名護市)120人、キャンプ・マクトリアス(うるま市)1人、
嘉手納基地(
嘉手納町、北谷町、沖縄市)8人、キャンプ・フォスター(北谷町、北中城村、
宜野湾市、沖縄市)2人、キャンプ・キンザー(浦添市)1人の計240人となっている。
県内では在
沖米軍由来が疑われる県民への
新型コロナ感染も発生し、
基地従業員をはじめ、
基地周辺住民や県民の不安と恐怖が高まり、県民の生活と観光・
経済活動等への悪影響が広がっている。
在
沖米軍は基地内だけでなく、約3分の1の
関係者、軍人、軍属、
家族等が
基地外で生活している。
基地内であれば
基地従業員との接触、
基地外であれば
県民等と接触している
可能性が高く、本市の
飲食街等にも
米軍関係者が出入りしている。
然るに、
米軍関係者の
感染者は
感染経路も、基地の外での
行動履歴、
濃厚接触者への措置、
基地内外の
居住状況等も明らかにされていない。
規準が明確でない中での
米軍関係者の
行動規制緩和は許されるものではない。
現在、日本は
コロナの
水際対策として、
世界最大の
感染国である米国からの入国を
原則禁止している。
しかし、
米軍基地を経由した
米軍関係者の入国は、
日本側の検疫を受けずに自由であり、このことが今回の
感染者の急増につながっていると
感染症専門家は指摘している。
よって、本
市議会は市民・県民の命と生活、観光と
経済活動等を守るために、実効ある
新型コロナウイルス感染拡大防止へ、
関係機関が
下記事項を速やかに措置されるように強く要請する。
1
基地外居住を含む全ての
米軍関係者の
感染経路、
行動履歴、
居住実態等の情報を迅速に開示すること。
2
感染者と接触した
可能性のある全ての
県民等に対し、速やかに検査を実施すること。
3
基地外居住を含む全ての
米軍関係者の
感染防止対策・検査を徹底し、
感染者・
濃厚接触者の
基地内隔離を行うとともに、感染が収束するまで、
米軍関係者の移動・外出を
原則禁止とすること。
4
日本人基地従業員の
感染防止対策・検査を徹底し、健康、安全を確保するとともに休業の際の補償を行うこと。
5 国・県・米軍及び
関係市町村による
対策本部を設置し、各
関係機関が連携して実効ある
感染防止対策を実施するとともに、
感染状況や
対応策等の情報を迅速に公開すること。
6
米軍関係者の入国に際しては、
一定期間の隔離とともに、
PCR検査の実施を徹底すること。
7 感染が収束するまで、
米軍基地を経由した日本への入国については、
安全保障上可能な限り
原則禁止とすること。
8 日米地位協定を抜本的に改定し、
検疫法等の
国内法を適用すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。
令和2年(2020年)7月30日、
那覇市議会。
あて先は、
内閣総理大臣、
衆議院議長、
参議院議長、
新型コロナウイルス感染症対策担当大臣、
外務大臣、
防衛大臣、沖縄及び
北方対策担当大臣、
沖縄県知事となっております。
なお、決議につきましては、
意見書の趣旨に沿った内容となっておりますので、案文の朗読は割愛させていただきます。
決議の
あて先は、
米国大統領、
米国国防長官、
米国国務長官、駐
日米国大使、
在日米軍司令官、
在日米軍沖縄地域調整官、第3
海兵遠征軍司令官、在
沖米海兵隊太平洋基地司令官、
嘉手納基地第18
航空団司令官、在
沖米国総領事となっております。
議員各位の御賛同を、よろしくお願いいたします。
○
久高友弘 議長
これより質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
久高友弘 議長
これにて質疑を終結いたします。
○
久高友弘 議長
これより討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
久高友弘 議長
これにて討論を終結いたします。
○
久高友弘 議長
これより、
意見書案第14号及び
決議案第5号の2件を一括して採決いたします。
ただいまの
意見書案第14号及び
決議案第5号の2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
久高友弘 議長
御異議なしと認めます。
よって、
意見書案第14号及び
決議案第5号は、原案のとおり可決されました。
○
久高友弘 議長
休憩します。
(午前10時16分 休憩)
(午前10時17分 再開)
○
久高友弘 議長
再開いたします。
日程第4、議案第78号、令和2年度那覇市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
○
久高友弘 議長
提案者の説明を求めます。
仲本達彦企画財務部長。
◎
仲本達彦 企画財務部長
議案第78号、令和2年度那覇市
一般会計補正予算(第6号)について
提案理由を御説明申し上げます。
今回の補正は、
GIGAスクール構想の実現に向けた
児童生徒1人1台端末の整備を早期に実現するため、
歳入歳出予算をそれぞれ、21億4,569万7,000円
増額補正するものであります。
これにより補正後の
一般会計予算額は、
歳入歳出それぞれ、1,964億7,131万4,000円となります。
まず
歳入予算の概要を御説明申し上げます。
第15
款国庫支出金は、19億6,457万8,000円の
増額補正で、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の
増額等によるものであります。
第19
款繰入金は、1億8,111万9,000円の
増額補正で、
財政調整基金繰入金の増額によるものであります。
次に
歳出予算の概要を御説明申し上げます。
第10
款教育費は、21億4,569万7,000円の
増額補正で、
学校情報機器等整備事業(
GIGA)等の追加によるものであります。
そのほか、
債務負担行為については第2表のとおりでございます。
以上が、議案第78号、令和2年度那覇市
一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
○
久高友弘 議長
これで、
提案理由の説明は終わりました。
○
久高友弘 議長
これより質疑に入りますが、質疑の通告がありますので、発言を許します。
上里直司議員。
◆
上里直司 議員
それでは議案第78号、令和2年度那覇市
一般会計補正予算(第6号)についてお尋ねをいたします。
(1)
学校情報機器等整備事業(
GIGA)について。
①児童生徒の
端末整備支援について、
機器選定の方針についてと
調達個数とその根拠について質疑をいたします。
②家庭学習のための
通信機器整備支援についてお尋ねします。
整備費用について、また国から示されている整備の条件について、そして
整備個数とその根拠について質疑をいたします。